【2026年版】そのままコピペで使えるカスタマーサポートメールテンプレート11選
返金対応、配送遅延、クレーム対応、解約手続きなど、2026年に今すぐ使えるカスタマーサポートのメールテンプレート11選を、状況別のアレンジのコツとあわせてご紹介します。
多くのサポート担当者が苦労しているのは、「何を書けばいいか分からない」ことではありません。難しいのは、夜9時に届いた40件目の問い合わせにも、機械的にならず、かつ苛立たずに、いつも同じ丁寧さで返信し続けることです。良いテンプレートはこの問題を解決してくれます。トーンと構成をあらかじめ固めておくことで、新人スタッフが書いても、担当者が深夜に急いで書いても、返信の質が落ちません。
以下では、カスタマー対応の現場で頻繁に発生する11の場面と、それぞれにすぐ使えるメールテンプレートをご紹介します。文面をそのまま一言一句使い続けることは想定していません。角括弧のプレースホルダー部分は必ず自社の状況に合わせて書き換え、それ以外の文面も自社の言葉づかいに徐々に馴染ませていくための「たたき台」としてご活用ください。
初回対応と「確認中です」という中間連絡
問い合わせを受けたら、内容を精査する前にまず受付の事実を伝えることが重要です。返信までに時間がかかりそうな場合は、途中経過だけでも先に伝えることで、お客様の不安を大きく減らせます。
使用シーン:問い合わせフォームやメールが届いた直後、まだ詳細な調査ができていない段階。
アレンジのコツ:受付番号や対応目安時間を具体的に入れるだけで、事務的な自動返信ではなく「人が対応している」印象を与えられます。
件名:お問い合わせを受け付けました(受付番号:[受付番号])
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
このたびはお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。
内容を確認のうえ、[対応目安:例)1営業日以内]を目安にご返信いたします。
お急ぎの場合は、本メールにご返信いただくか、[電話番号]までご連絡ください。
お手数をおかけいたしますが、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
[メールアドレス]
続いて、調査に想定より時間がかかる場合の中間連絡です。何も連絡がない状態が一番不安を招くため、進展がなくても「確認中である」ことだけは早めに伝えましょう。
使用シーン:初回受付から時間が経っても解決策が出ていない、社内確認や外部業者への確認が必要な場合。
アレンジのコツ:「なぜ時間がかかっているか」を一文添えるだけで、放置されている印象を防げます。
件名:Re: [元の件名] - 確認状況のご連絡
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名]の[担当者名]です。
いただいたお問い合わせについて、現在[社内担当部署/配送業者など]に確認を行っております。
正確な回答をお伝えするためもう少しお時間をいただいており、
[日付]までには改めてご連絡差し上げます。
ご不便をおかけしており申し訳ございません。
進展がございましたら、判明次第すぐにご連絡いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
返金対応:承認する場合とお断りする場合
返金メールで最も重要なのは、結論を最初に伝えることです。承認の場合は、いつ・いくら返金されるかを冒頭で明確にします。
使用シーン:返金の可否判断が終わり、承認が確定した段階。
アレンジのコツ:返金予定日と反映先(クレジットカード/口座など)を必ず具体的に書きます。曖昧な表現は再度の問い合わせを招きます。
件名:返金手続きのご案内(注文番号:[注文番号])
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
ご注文いただきました[商品名/注文番号]について、
返金のご要望を確認し、[金額]の返金手続きを承りました。
反映先:[お支払い方法(例:ご利用のクレジットカード)]
反映予定日:目安として[日付]頃
決済会社の処理状況により、実際の反映まで数日前後する場合がございます。
ご不明な点がございましたら、いつでも本メールにご返信ください。
このたびはご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
返金をお断りする場合こそ、テンプレートの真価が問われます。理由を明確にしつつ、可能であれば代替案を添えることで、単なる拒否ではなく「一緒に解決策を探す姿勢」を示せます。
使用シーン:返金ポリシーの対象外である、期限超過であるなど、承認できない事情が明確な場合。
アレンジのコツ:「規定により」だけで終わらせず、可能な代替案(交換・クーポン・部分対応など)を必ず一つ添えます。
件名:返金のご相談について(注文番号:[注文番号])
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
ご注文([注文番号])につきまして、返金のご相談をいただき
ありがとうございます。内容を確認いたしましたところ、
[具体的な理由:例)ご利用開始から30日を経過しているため]、
誠に恐れ入りますが今回は返金をお受けすることができません。
代わりのご提案として、[代替案:例)交換対応/店舗クレジットの発行]を
ご案内することは可能でございます。ご希望がございましたら
お知らせください。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう
お願い申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
配送遅延のご案内
配送遅延の連絡では、謝罪よりも先に「新しいお届け予定日」を提示することが肝心です。お客様が本当に知りたいのは、いつ届くかという一点だからです。
使用シーン:配送業者からの遅延通知を受けた、または在庫・出荷側の都合で発送が遅れる場合。
アレンジのコツ:可能であれば追跡番号や補償(送料無料、次回割引など)も併記すると、不満の軽減につながります。
件名:【重要】ご注文の配送遅延について(注文番号:[注文番号])
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
ご注文いただきました[商品名](注文番号:[注文番号])につきまして、
[理由:例)配送業者の遅延/在庫確保の都合]により、
お届けが当初のご案内より遅れる状況となっております。
新しいお届け予定日:[日付]
追跡番号:[追跡番号(あれば)]
お待たせしてしまい大変申し訳ございません。
お詫びとして、[補償内容:例)次回のお買い物で使えるクーポン]を
ご用意させていただきます。
ご不明な点がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
クレーム・お怒りのお客様への対応
お怒りのお客様への返信では、いきなり解決策を提示する前に、まず感情への言及が必要です。相手の怒りを正面から受け止める一文がないと、その後にどれほど良い解決策を書いても「話を聞いてもらえていない」という印象が残ります。
使用シーン:強い不満やクレームのメール・チャットを受けた直後。
アレンジのコツ:「ご迷惑」「ご不便」だけで済ませず、相手が具体的に何に困っているかを一度言い換えて書くと、真剣に読んだことが伝わります。
件名:Re: [元の件名] - ご不便をおかけし申し訳ございません
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
このたびは[具体的な問題:例)商品の初期不良/対応の遅れ]により
大変ご不便とご不快な思いをおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
いただいた内容を確認いたしました。
本件につきまして、以下のとおり対応させていただきます。
・[具体的な対応内容1]
・[具体的な対応内容2(あれば)]
対応完了の目安は[日付]でございます。
今後同様のことが起きないよう、[再発防止策:例)該当工程の見直し]も
あわせて進めてまいります。
ご不明点やご要望がございましたら、本メールに直接ご返信ください。
[担当者名]が責任を持って対応いたします。
このたびは誠に申し訳ございませんでした。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
ご要望の機能・商品をご提供できない場合
「できません」だけを伝える返信は、お客様に見放された印象を与えます。断る理由を正直に伝えつつ、最も近い代替案を提示することで、信頼関係を保ったまま対応を終えられます。
使用シーン:お客様が希望する機能・商品・カスタマイズが現時点で提供不可能な場合。
アレンジのコツ:「将来対応予定があるか」を正直に書きます。予定がないなら無理に期待させないことも誠実さのうちです。
件名:Re: [元の件名] - [ご要望内容]について
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
[ご要望内容:例)〇〇機能の追加/△△サイズの取り扱い]について
ご連絡いただき、ありがとうございます。
大変恐縮ですが、現時点では[理由:例)システム上の制約/取り扱いがないため]、
ご希望に沿うことができません。
代わりに、[代替案:例)近い仕様の△△プラン/類似商品〇〇]でしたら
すぐにご案内が可能です。よろしければご検討ください。
[今後の対応予定があれば一言:例)今後の開発ロードマップでは
検討候補としております]
ご期待に添えず恐縮ですが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
こちらのミスに対するお詫びメール
自社の非を認める場面では、「申し訳ございません」の直後に「ですが」「しかし」を続けないことが鉄則です。言い訳が入った瞬間、謝罪は謝罪でなくなります。事実の説明と謝罪は分けて書きましょう。
使用シーン:誤発送、請求ミス、システム障害など、明確に自社側の落ち度がある場合。
アレンジのコツ:具体的な是正措置と、再発防止のための一言を必ず添えます。
件名:[問題の内容]についてのお詫び(注文番号:[注文番号])
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
[問題の内容:例)ご注文と異なる商品をお送りしてしまいましたこと]、
誠に申し訳ございませんでした。
原因は弊社側の[原因:例)出荷作業時の確認漏れ]によるものです。
現在、以下のとおり対応を進めております。
・[是正措置1:例)正しい商品を[日付]までに再送]
・[是正措置2:例)誤送品の返送は不要/着払いで対応]
同様の事態を防ぐため、[再発防止策:例)出荷前の二重確認体制]を
導入いたします。
このたびはご迷惑をおかけし、重ねてお詫び申し上げます。
ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
サブスクリプション・アカウントの解約
解約メールでまず必要なのは、解約が確定する正確な日付です。引き止めの案内を先に長々と書くと、解約完了メールを探しているお客様の信頼を損ねます。フィードバックの依頼は最後に、任意の形で添える程度にとどめます。
使用シーン:サブスクリプションやアカウントの解約申請を受け付け、処理が完了した場合。
アレンジのコツ:日割り返金の有無やデータ保持期間など、解約後に問い合わせが増えやすい点を先回りして明記します。
件名:ご解約手続き完了のご案内
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
[プラン名]の解約手続きが完了しましたことをご連絡いたします。
解約日:[日付]
最終利用可能日:[日付]
返金の有無:[内容:例)日割り返金はございません/〇〇円を返金いたします]
これまで[サービス名]をご利用いただき、誠にありがとうございました。
もし差し支えなければ、ご解約の理由を一言お聞かせいただけますと、
今後のサービス改善の参考にさせていただきます(任意でございます)。
またのご利用を心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
自動応答:営業時間外とAIから有人対応への引き継ぎ
営業時間外の自動返信は、単に「不在」を伝えるだけでなく、次にいつ返信が来るかを明示することが重要です。
使用シーン:営業時間外に届いた問い合わせに対して、システムが自動で一次返信する場合。
アレンジのコツ:緊急時の連絡先(電話・チャット等)があれば必ず併記し、放置されている不安を減らします。
件名:お問い合わせありがとうございます(営業時間外の自動返信)
[お客様名] 様
お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
現在、営業時間外(営業時間:[曜日・時間帯])のため、
担当者からの返信は翌営業日以降となります。
内容は確かに受け付けておりますので、
[翌営業日の日付]までにあらためてご連絡いたします。
お急ぎの場合は、[緊急連絡先/チャット窓口]をご利用ください。
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート(自動送信)
AIチャットボットが一次対応をした後、複雑な相談や感情的なやり取りが必要な場合は、有人担当者に引き継ぎます。このとき、これまでのやり取りを要約して担当者に共有しておくことで、お客様が同じ説明を最初からもう一度させられる事態を防げます。
使用シーン:AIやチャットボットが回答できない、あるいは人による判断が必要と判断した場合の引き継ぎ連絡。
アレンジのコツ:これまでのやり取りの要点を箇条書きで残しておくと、担当者もお客様も二度手間になりません。
件名:Re: [元の件名] - 担当者より改めてご連絡いたします
[お客様名] 様
お世話になっております。
[会社名] カスタマーサポートの[担当者名]です。
チャットでのお問い合わせ内容を確認いたしました。
これまでのやり取りの要点は以下のとおりです。
・[要点1:例)注文番号〇〇の商品に不具合]
・[要点2:例)すでに交換をご希望とのこと]
より詳しいご案内が必要な内容のため、私から改めて対応させていただきます。
[対応目安:例)本日中]にご連絡いたしますので、
今しばらくお待ちくださいませ。
お手数をおかけし申し訳ございませんが、
何卒よろしくお願いいたします。
[会社名] カスタマーサポート
[担当者名]
AIがこれらの返信を自動作成する仕組み
ここまでのテンプレートは、いずれも「型」さえ決まっていれば、ゼロから文章を組み立てる作業ではなく、状況に応じて言葉を差し替えるだけの作業になります。この差し替え作業自体をAIに任せるという発想が、近年広がっているサポート業務の効率化手法です。
具体的には、過去に自社が実際に送った返信文やFAQの内容をAIに学習させておくことで、新しい問い合わせが届いた際に、その事業者らしい言葉づかいとトーンで下書きを自動生成できます。単なる汎用テンプレートの穴埋めと違い、その会社が普段使っている表現や配送ポリシー、返金条件などに沿った回答になるのが利点です。
一方で、すべてをAIに任せるべきではない場面もあります。強いクレームや感情的なやり取り、金額の大きい返金判断など、人間の裁量が必要な相談は、AIが無理に答えを出すのではなく、有人担当者へ引き継ぐ設計になっていることが重要です。cswithaiのようなAIチャット導入サービスでは、会社のFAQやこれまでの回答内容をもとに一次対応の下書きを自動生成しつつ、判断が難しい相談は自動でエスカレーションし、会話ごとの要約を担当者にメールで届ける仕組みを採用しています。また、会話データを外部の大手AIクラウドではなく自社運用のモデルで処理するタイプの製品もあり、個人情報や機微な内容を扱う業種では、この点を確認しておくと安心です。cswithai を含め、こうしたツールを導入する際は「誰が最終的に返信文を確認するか」というフローを残しておくことをおすすめします。
よくある質問
テンプレートが機械的に聞こえないようにするには? 角括弧のプレースホルダー部分を具体的に埋めることに加え、お客様が使った言葉を一つでも文中に取り入れることが効果的です。相手の言葉をそのまま拾うだけで「ちゃんと読んでもらえた」という印象が生まれ、定型文らしさが薄れます。
クレーム対応にもテンプレートを使うべきですか? はい、ただし「型」として使うことが前提です。感情への言及、具体的な対応内容、再発防止策という骨組みだけをテンプレートから借り、文面自体は一件ごとに書き直すのが望ましい使い方です。
小規模なチームでも何種類くらいテンプレートを用意すべきですか? まずは本記事の11種類があれば、日常的な問い合わせの大部分をカバーできます。業種特有のよくある質問(例:予約変更、保証期間の確認など)が出てきた時点で、少しずつ追加していけば十分です。
自動返信であることは正直に伝えるべきですか? はい。AIやシステムによる自動返信であることを明記しても、対応の速さがきちんと伝われば不満にはつながりません。むしろ「自動返信だと気づかれてしまう」ことより、「返信自体が来ない」ことのほうがお客様の不満を招きます。
テンプレートはどのくらいの頻度で見直すべきですか? 料金や返金ポリシー、営業時間などの実態が変わったタイミングでは必ず更新が必要です。それ以外でも、四半期に一度は実際に届いた問い合わせと見比べて、言い回しが古くなっていないか確認することをおすすめします。
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